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PROFILE
名前:2016(ふわとろ)

そろそろニート&ひきこもりを卒業したい。
でもとてもじゃないけど就職なんてできません。
ひとと一緒に働くのが恐いので
フリーターにもなれません。
誰にも迷惑をかけず
ひとりでできる仕事はないものでしょうか……。
いろいろ考えて悩んだ末
たどり着いた結論が実に唐突ではありますが
「そうだっ!たこ焼き屋をやろう!!」
というものでした。
根っからの無計画さが災いして
早くも挫折しつつありますが
こうして反省やら愚痴やら
独り言やらを記し残しておくことで
たとえ少しずつでも前進できたらいいなと
そんな思いで始めた日記です。

現在(■今日の出来事)

過去(■むかしむかし)

が入り乱れていて読みづらいかと思いますが
何かしら感想や叱咤激励のコメントを
いただけたら大変嬉しく思います。
(since 28/03/2006)

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そして場所決め
■今日の出来事

毎日サボった報告ばかりじゃあまりに恥ずかしいからという理由もないことはないが、それよりも日記を書くことで今まであえて目をつぶってきた部分が自覚出来るようになったということが大いに後押しをしてくれているように思われる。見て見ぬフリをしてきた心の弱さをこの日記に吐き出すことでそれをまずは認めることから始められるようになってきた、ような気がする。弱さは弱さで認める。善い悪いではなくあくまで事実として。開き直りではないと思いたい。いや全面的に否定はしないが少なくとも何らかの原動力にはなっている。数字には表れてないが確かに感じる。日記を書くようになったこと、そしてなによりもあたたかいコメントを残してくれるあなたのお陰で。
今日の売上はいまひとつ。でもそう言ってしまうのは慢心の表れ。ゼロじゃなかったことへの感謝を忘れてはいけない。今までどんなに苦しい時でも売上が0円という日は一日としてなかった。ありがたいこと。

・営業時間:19:30〜22:30(3時間00分)
・売上金額:16,100円


■むかしむかし

さあ開業の準備は整った。なんだかもうひと仕事終えたような気でいる。しばらく休暇でもとりたい気分だ。実際はまだ何もやっていないのに。でもここで気が抜けたというか気がゆるんだというか今思ってもバカな話だが約2ヶ月の間なにもせずただただぼーっとして過ごしてしまった。本当はこの間にやっておかなければならないとっても大事なことを忘れている。
それは営業場所を探すこと。車があっても許可証があっても営業する場所がなければ商売にならない。だが、そのことに向き合うのは相当な精神的苦痛を伴う。忘れていたというより考えたくなかったというのが正しい。営業場所を探すこと自体に営業力が要求される。地権者と交渉して場所を確保しさらに賃貸条件を取り決める必要がある、とこう文章にしただけで無理なことはもう明らかだ。そんな力があったら今頃ふつうに就職してバリバリの営業マンになっている。自暴自棄にも似た心境であえてこの2ヶ月を現実逃避と決め込んだ。なぜ2ヶ月だったのかというとたまたまその時に天から降ってくるように場所が決まってしまったからなのだ。
ああこういうのが世間というか社会というか、人はひととの関わりの中で生きてると言われる所以なのだろうか。2ヶ月経ったある日、お世話になった車屋さんから「たこ焼き屋を紹介してくれと頼まれてるんだけど、やってみるかい?」との連絡が入った。聞くと場所はかなり遠い。が、こんな時にいつもボクが考えるのは、断る理由をあれこれ説明するよりも二つ返事で承諾してしまった方がはるかに楽だということ。なので今回も「やってみる?」と聞かれたので「はぁ」と答えた。こうしてボクの屋台デビューの場所がめでたく決まったのだ。


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路上はアウト
■今日の出来事

テレ朝「7人の女弁護士」見てたらたこ焼きが重要(?)なカギになってて同業者とみられるワゴンのたこ焼き屋さんが登場してた。「この顔に見覚えは?」とか聞き込みされてたけどボクだったらまず覚えてない。そもそもお客さんの顔ほとんど見てないし。あ、雨避けの屋根があっていいなぁとか本筋とは関係ないところに感心しつつ、でもうちの方が可愛いしとか妙な対抗意識を持ちつつ、あれ?なんでボクはこの時間にドラマなんか見てるんだろうという現実的な疑問からは思いっきり目を逸らせていたのだった………。


■むかしむかし

で、そのドラマに出てたたこ焼き屋さんは2台とも路上で営業してたのだけど、これを実際にやったらアウト。道交法違反で捕まる。よしんば警察が見逃しても地回りのヤ●ザさんが容赦しない。ドラマだけでなく街なかでもちょくちょく見かける光景なのだがその全てが違法である。お祭りなどの例外を除き歩道を含む道路上での営業許可は下りないのでご注意を。


営業場所を探そう22:34comments(2)trackbacks(0)
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場所代とか
■今日の出来事

うちの屋台にはよく行列ができる。繁盛しているのではなく単に焼くのが遅い為だ。焼き上がった後の箱詰めもお釣の計算も遅い。きっとお客さんはイラついているだろうと想像すると焦ってしまいソースをこぼしたり竹串を落っことしたりとますますパニックになってしまう。お客さんのご機嫌をとる為に値引きしてそれなりに喜んでいただきホッとしたのもつかの間、次のお客さんから「あら?こっちにはおまけないの?」などと突っ込まれあわあわと動転してしまう。今日はそんなバタバタした一日だった。

・営業時間:17:30〜22:30(5時間00分)
・売上金額:31,150円

少し早めに行ったのが良かったのか久々の3万円台。


■むかしむかし

営業場所を借りるということは場所代を払う必要があるということ。この場所代がどうもはっきりしない。相場らしきものはあるが要は地主さん次第なのだ。大きく分けて2種類あって

・固定:一日あたりいくらと決めて支払う(例/3,000円/日)
・歩合:売上金額に対しての歩合で支払う(例/売上金額×10%)

だいたいこのうちのどちらかだ。ちなみにボクの場合は固定で1ヶ月分をまとめてという形なのだが今の地主さんはとても良心的で実際に営業した日数分だけを自己申告して支払っている。ひきこもりがちなボクにとっては大変ありがたい。


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床屋へ行ってみよう
■今日の出来事

日テレ「NNNドキュメント’06」で「70円の宝物/ニートとうどんとルミばあちゃん」という番組をやっていた。タイトルからして他人事ではない。たこ焼き屋ならぬニートやめたらうどん屋さん。23歳のニート水谷君が73歳のうどん名人ルミばあちゃんのところへ修業に行きやがて自分のお店を持つまでのお話。毎朝起きる意味が分からないと嘆いていた水谷君がルミおばあちゃんとの交流を通して最後には目標を持って生きることの楽しさを涙ながらに語っていた。ま、生きる楽しさなんて人それぞれだし目標を持って生きることだけが全てじゃあない。が、毎日仕事に行く意味が分からないとサボっていたボクは番組を見て最後にはあああルミばあちゃんみたいになりたいっ!と涙ながらに思ったのだった。



■むかしむかし

降って湧いたように営業場所は決まったものの1箇所だけでは心もとないので自分でも探してみることにした。

構想6ヶ月。いや作戦を考えるのに半年かかった訳ではない。ほんの10分ほどで思いついたものの実践に移すまでになかなか踏ん切りがつかなかっただけのこと。作戦という程大層なものではないが

・近所のお店をリストアップ
・条件として店舗前に駐車スペースがあること
・そのお店の定休日を調べる
・休みの時だけスペースを貸してもらえないか頼み込む

と、まあこんな感じ。口下手なのは百も承知なので雄弁なチラシに営業してもらうことにする。チラシ作りは嫌いじゃない。なんとかリストアップ出来たお店は以下の通り。

・月曜日:床屋さん
・火曜日:美容院さん
・水曜日:不動産屋さん
・木曜日:うどん屋さん

で、それぞれの定休日の前日に頼みに行くことにした。その方がもし話が上手くいきそうな時に「じゃあとりあえず明日1日だけでもいいのでお願い出来ないでしょうか?」みたいな感じで交渉できそうな気がしたのだ。営業力はないものの妄想力には長けているボクの頭の中ではとてもスムーズに事が運んでいたのだった。が、もちろん現実はそう甘くはない。
まず最初のつまづきはお店に入るタイミングが分からないことだった。当然のことながらお店は営業中であり店員さんたちは皆忙しそうに働いている。お客さんとしても入れないボクが営業に入るなんて暴挙に近い。中学以来ボクは床屋さんに行ったことがない。ひとりのお客さんが終わるとすぐ次のお客さんが待っている。これではいつまで経っても店員さんの手があくヒマはない。1時間近くもお店の前をうろうろしていたボクをさすがに不審に思ったのか若い店員さんが「何か?」と声を掛けて来た。あああ今思い出しても胸がドキドキする………。そこですかさず「あ、あの、店長さんは?」などと聞ければよかったのだが緊張したボクは「何か?」と聞かれ「べ、別に」と答えてそそくさと帰って来てしまった。これでこのお店にはもう二度と顔を出せない。近所はあきらめて隣町の床屋さんへ行くことにしよう。いつかきっと………。


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親切な社長さん
■今日の出来事

こうしてパソコンに向かってる背後にはダンボール箱がうずたかく積まれている。連休中は問屋も休みになるので5日分の材料を昨日仕入れておいた為だ。そのうちの今日の1日分は既に不要になってしまった。いや、もちろんGWが明けた後にも使えるのだが昨日の皮算用では連休中はいつもより売り上げが上がると見込んでかなり余分に仕入れてしまったのでこんなことならもう少し出費を抑えられたのにとそのことが悔やまれる。なぜ気付かなかったのか?今日は水曜日。普段はこの日が定休日の不動産屋さんにお願いして店舗前に屋台を置かせてもらっている。不動産屋さんは全国的に水曜日が休みなのだがこれは契約が「水」に流れるということを忌み嫌った為といわれている。ただし祝祭日はこの限りではない。お客さんの来店も多いことから営業しているお店の方が多い。お世話になってる不動産屋さんも祝祭日は営業している。GWということで張り切って仕入れたのだからそのことに思い当たってもよさそうなものだが何を勘違いしたか今日のこのこと出掛けて行ってしまった。当然のことながらお店は営業中で店舗前の駐車場も来客用で埋まっている。かくして本日は往復のドライブでガソリンを無駄にしただけに終わってしまった………。
普段サボった時も情けなく虚しいものだが今回は一応営業する気が満々だった為尚更自分の落ち度が悔やまれる。事前に気が付いて不動産屋さんにお願いしておけば親切な社長さんのことだからきっと屋台用に1台分駐車スペースを空けておいてくれただろう。もしかしたらその場でお願いしても何とかなったかも知れない。


■むかしむかし

営業場所を探していた頃、床屋さんに失敗したボクは目先を変えて不動産屋さんをあたることにした。引越が多かったボクにとっては床屋さんよりも不動産屋さんの方がまだしも馴染みがある。何となく恐いイメージもありハードルの高さはさほど変わらないのだが店員さんが常に動き回ってる床屋さんよりは話しかけるタイミングを計り易そうな気がしたのだ。計画通り休みの前の日である火曜日にかねてから目をつけていた不動産屋さんを思いきって訪ねてみた。幸い店内にお客さんの姿はなく年配の男女が1名ずついるだけだった。しばらく遠くから様子を伺っていたがこれでは前回の床屋さんの二の舞いになりかねないのでここは勇気を振り絞りどちらかというと話し易そうな女性に向かっておそるおそる声を掛けてみる。しかし飛び込み営業という初めての体験に緊張し全く要領を得ないボクに業を煮やした女性は「少々お待ちください」と後ろに下がってしまい、代わりに白髪で小柄なちょっと強面の男性が「何でしょう?」と眉根を寄せながら現れた。ボクは更にしどろもどろになりながら手作りチラシを片手に必死で説明した。男性は眉根を寄せたままチラシとボクの顔を交互ににらみながら「要はうちの店の前に屋台を置かせろと、こういうわけですか?」としゃがれた低い声で言う。あああ入る店を間違ったかも知れない。このまま裏の事務所に連れ込まれる恐ろしい妄想を抱きながらボクの膝は震えていた。その男性はしばらく無言でチラシに見入っていたがやがて「いいよ」といともあっさり承諾してくれた。そのあまりのあっけなさに「は?」と聞き返すボクに男性は「でもこんなへんぴな場所でいいの?」と真顔で聞いてきた。確かにその立地に関しては思うところもあったのだが上手く説明できないので「はい」とだけ答えしばらくしてから忘れてたお礼を慌てて付け足した。ローカル線の小さな駅前にあるその不動産屋さんはお世辞にも人通りが多い立地とは言えない。それでもまだ屋台を始めて間もないその頃のボクにとっては通りに面してるだけで充分だったのだ。屋台としては矛盾しているのだがあまりに人通りが多いにぎやかな場所ではやりたくなかった。いや、やれない。そもそも人込みが大の苦手なのだ。こう言っては何だがそのお店くらいの人通りがボクにとってはちょうどいいのだ。でもさすがにそれは失礼だと思ったので男性には説明しなかった。思わぬ展開に呆然としてしまったが大事な一言「出来ましたら早速明日から営業させてください」とお願いすることだけは忘れずにその快諾も得た上でお店を後にした。外に出てから改めて頂いた名刺を見てその男性が社長さんであることを知った。なぜこんなにもあっさり承諾してくれたのだろう?何か裏でもあるんじゃないだろうか?後で法外なショバ代を請求されたりして?いやいやそんなことより明日からの営業の準備をしておかないと。あ!傾斜だけでも測ってくればよかったかも………。様々な思いとともに初めての飛び込み営業の興奮はなかなかおさまりそうになかった。


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社長の息子さん
■今日の出来事

ボクが屋台を置かせもらっている大型店は月に1、2度臨時休業の日がある。事前には知らされないので行ってみてはじめて休みだと分かる。張り切ってる時はともかく、イヤイヤ行った時にはサボる口実が見つかってほっとしたりする。で、今日は臨時休業の日だった。ただ何故か今日は勘が働き、いつもはそんなことしないのだがお店に匿名で電話をしてみて休みだと分かった。少なくともガソリンは無駄にせずに済んだわけだ。近頃ではガソリン代も馬鹿に出来ない。電話に出た店員さんはちょっと怪訝そうだった。声でボクとバレないことを祈るのみ。今月の営業日いまだ1日だけ。


■むかしむかし

水曜日には不動産屋さんの駐車場に置かせてもらっている。しかし最近サボりがちでせっかくのご好意が台無しだ。社長さんに合わせる顔がない。後で聞いたのだが、社長さんが快く貸してくれたのは以前息子さんが同じように屋台を始めて同じ場所で営業していたことがあったからだそうだ。たこ焼きではなくカレー屋さんだ。上手くいかずに結局すぐにやめてしまったらしいが、社長さんにしてみればどうも他人事に思えなかったらしい。そんな偶然もあるんだと呆気にとられる思いだった。このところ屋台を見かけないことできっと苦々しい思いをしてるに違いない。社長さんはことある毎に「こんな場所でいいのかい?」と尋ねてくる。気遣ってというより息子さんのことが頭にあったのだろう。息子さんが早々と見切りをつけてしまったのは分からなくもない。夜になるとほとんど人通りがなくなり恐いくらいにひっそりと静まり返ってしまう場所だ。他人事とは思えずうっかり貸してしまったがもしかしたら息子さんが失敗した時の苦い思いを再び味わってるのかも知れない。せっかく借りられた場所だがもう断ろうかとも考える。しかしいまだに切り出せないでいる。


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取り越し苦労
■昨日の取り越し苦労

携帯電話は一応持っている。毎月基本料金だけでまかなえる。掛けるのも掛かってくるのも苦手だ。そもそも掛ける相手も掛かってくる相手もいない。なので着信音はいつも切ってある。携帯し忘れることも多い。その存在すら忘れることもある。しばらく忘れていたその存在に気付いた昨日恐る恐る画面を覗くと着信と伝言が数件ずつ溜まっていた。これだけでへなへなと膝から力が抜け胃がずっしりと重たい気分に陥る。親かと思っていた相手は意外にも営業場所を提供してくれているお店からだった。

ボクは今ほとんど営業に出掛けていない。以前この屋台を始めた頃は数カ所の営業場所を確保して曜日ごとに回っていたのだが現在はそのほとんどと縁が切れてしまい営業場所は1箇所だけになっている。ある大きなお店の駐車場の片隅に屋台を置かせてもらっているのだ。表通りからは全く見えない裏手でひっそりと営業している。通りから見えないので一般の飛び込みのお客さんはほとんど来ない。その大型店を利用してたまたま裏手に駐車したお客さんか間違って裏道に入り込んで来てしまった人か奥にあるマンションの居住者以外はボクの屋台の存在すら気付いていないはずだ。
商売としては全くもって正しくない営業場所なのだが人目を避けたいボクには正にうってつけで今までの中で一番長く続いている営業場所となっている。

その大型店舗の本部から再三にわたる留守電が入っていた。至急折り返し電話を乞うという短い伝言にボクは来るべき時が来たという予感を抱いた。サボり過ぎのバチがあたったのだろう。もう場所は貸さない営業しないでくれという要請に違いない。打ち切りである。おたくのようないつ来るか分からない屋台では場所を提供する意味がないと。クレープやらコロッケやらメロンパンやら他にも屋台はいくらでもいると………。

ボクは暗たんたる気分でとてもじゃないが折り返し電話をする気にはなれなかった。またあの場所探しの苦労が始まるのか………。初めての店に飛び込みしどろもどろになりながら場所を貸して欲しい旨を伝えそして断られる。あの繰り返しがまた始まるのか………。あああこんなことならあの店もあの店もみな縁を切ってしまわずに営業し続けておけばよかった。1箇所になんか絞るんじゃなかった。それよりなによりその1箇所をもっと大事にしておけばよかった。失くしてみて初めて今の営業場所の良さが身にしみた。あのひっそりとした心地よい静けさ。通りからの好奇の目に晒されない安堵感。お店の人とすらほとんど顔を合わせずに済む気楽さ。そして無口なたこ焼き屋に通ってくれる常連さんの面々。その全てがかけがえのないものに映る。そして沸き上がる後悔の念。

逡巡すること半日。緩慢な動作でようやく先方へ電話を入れた。
結果的にはボクの取り越し苦労で用件は来月の出店予定の問い合わせに過ぎなかった。出店予定の問い合わせ自体めったにないことだが来月はその大型店舗の周年祭が執り行われるそうでそのイベントへの出店の打診であった。本当は営業時間やら場所やら色々と確認したいことがあったのだがあまりの拍子抜けに「はい。やります」とだけ答えてそそくさと電話を切ってしまった。正直ほっとした。頭に昇っていた全ての血液がざぁーっと音を立てて一気に流れ落ちていく。しかしほっとする反面ボクは激しい自己嫌悪にも陥っていた。

この読む気も起きないぐだぐだの一連の流れ………この轍を何度も何度も踏んできた結果が今の自堕落な生活につながっているのだ。

悪い予感がする。その原因となる失態に思い当たる。激しく後悔する。でもそれが取り越し苦労だった。この一連の流れの後には普通「ああ良かった!今回はラッキーだった!もう二度と同じ失敗をしないようにしよう!」と今回のたまたまの僥倖に安堵し感謝しそして同じ過ちを繰り返さないと誓う。それが進歩あるいは成長である。そのはずである。
しかしボクの場合はここで全く学習をしない。僥倖はそうそう繰り返されないことを痛いほど知っているはずなのに………。その結果どうなるか?当然のことながら次はない。次は「取り越し」ではなくなるのだ。悪い予感通りの最悪の結末が待っているのだ。
そうなるともう後悔すらしない。完全な無気力無感動な状態に陥る。厭世的に「まあそんなもんだ」と自分を納得させることばかりに気をとられその現実から目を背けてしまう。

早く誓え!さあ今度こそは誓うんだ!もう二度と繰り返さないと誓え!
心の奥底で叫び声が響く。今なら耳を貸せるはずなのだが………。


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場所選定
■昨日の反省

商売にとって営業場所の選定は非常に大切なポイントである。一見すると好条件な場所でも実際に営業してみて初めて分かることが結構ある。
表通りから目立つ場所でも車が停めにくい場所ではお客さんは立ち寄れない。逆に裏通りでも駐車スペースがあれば立ち寄りやすい。見慣れぬ屋台が忽然と現れても即利用しようとは思わない。とりあえず気にかけておいて次来た時にでも寄ってみようとは思うかも知れないが次に来た時にまた忽然と姿を消していたとしたらもう二度と寄る気にはならないのがお客さんの心理だ。
スペースを借りている大型店舗には正面と裏に出入り口がある。正面は表通りに面しているが店舗の駐車場は裏手にあるため車で来店したお客さんはたいてい裏の出入り口を利用する。いつもの営業場所はその裏口の並びにある。
そして売上が散々だった昨日は店舗の正面に屋台を置いて営業していたのである。


昨日の状況を冷静に考えてみればまあそういうことだったのかも知れない。十分慰めになる理由付けである。
ただ商売にとって一番大切なポイントは場所より何よりまずは継続して営業すること。それに尽きる。ボクに一番欠けているポイントでもある。


・営業時間:17:00〜22:00(5時間00分)
・売上金額:22,050円


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