■今日の出来事
バチが当たるほど無為に過ごした一日もようやく終わる。将来寝たきりになった時に必ずや悔やむであろう日々。忙しい毎日を送ってるひとたちに叶う事なら分けて差し上げたいボクのこの有り余る時間。
■むかしむかし
で、罪滅ぼし的な気持ちからたまには役に立つ情報でも書きたいのだが、なにせ乏しい体験ではそれも無理。ただ、ボクと同じように貯金も定職もなく借り入れもままならないようなひとがいたとしたら、ちょっとは参考になるかも。
屋台に使う車はレンタルでなんとかなるとしても、道具とかは現金で買わなければならず、いくら中古品を選んだとしても全部揃えるとなると数十万円はかかってしまう。一体どうやって借りたらいいのか?
例によってネットで色々調べた結果いくつかの方法があることを知った。もちろん怪しいのや、ヤバそうなのは除外するとして。
(a)自治体:生活福祉資金貸付制度
(b)自治体:東京都制度融資(創業前融資)
(c)商工会議所:創業支援融資保証制度
(d)政府系金融機関:国民生活金融公庫
(b)は結局(c)と同じだったので実際に申し込んだのは(a)(c)(d)の3つ。結論から言うと借り入れ出来たのはゼロ………。ただしこれはボクの日頃の行いと性格のせいかと思われる。条件的にはどれも似たりよったりで、担保が要らない代わりに事業計画の中身や今までの経験、そしてなんだかんだ言ってもやはり自己資金の有無が問われる。ボクの場合も、もうちょっと根性があれば交渉の余地は充分あったように思うのだが、どれも手続きに時間がかかり過ぎて待ちきれなかったし、それよりなにより精神的な負担が大き過ぎたというのが正直なところだ。あと、何もかも初めての経験だったのでコツが全く分からなかったし。もう一度最初からやり直せれば少しは上手に出来たかも知れない。
例えば、事業計画について実際はたこ焼き屋をやるとしても書類上では喫茶店とかラーメン屋とか、世間的に評価が定着している業種で申し込むとか、自己資金がないのは修業中の生活費に回した為にするとか、根気強く熱意をもってアピールして担当者に好印象を与えるとか、そういったことが結果的に通り易さにつながるようだ。どれもボクには出来なかったことだけど。いや、もう一度やれと言われても、やっぱり無理だ。担当者と一対一で交渉するなんて出来るわけがない。国民生活金融公庫には「ま、6ヶ月がんばったらまた来なさいよ」と軽くあしらわれる始末。恐くてもう二度と行けない。ホントなら堂々と申し込めばいいはずなのに、ボクみたいな者が行く場所じゃないという、なんだか後ろめたいような卑屈な気分に陥ってしまう。ああ、もう、思い出しただけでも胃がちくちく痛む。
ん〜、これではまるで参考にならない。ゴメンなさい………。